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 02 桜が咲く頃に

 いつの間にか 季節が過ぎて

 約束の時が

 終わってしまう

 待つことには慣れたから

 もう少しいよう 桜の木の下で

 

 行き先を失った鳥が 大空に迷うように

 生き先を失った君は ただ立ち止まる

 真実から目を背けて

 それでも君は生きようとした

 砂時計の砂が ゆっくりと落ちるように

 穏やかな波が ゆっくりと砂を削るように

 君の時間はなくなって

 それでも君は生きようとした

 

 ほんのわずかな希望が

 君を支えて

 ほんの小さな約束が

 君をつなぎとめた

 

 いつの間にか 季節が過ぎて

 約束の時は

 終わってしまった

 待つことには慣れたけど

 もう少しいよう 桜の木したで

 君と約束した

 桜の木の下で

 

 

 

02→03

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